できるだけ安く家を建てたい!
そう考えている人は多いのではないでしょうか

僕もできるだけ安く建てたいから色々調べた!
調べてみると、意外と知らない削ってはいけないポイントが…!
小さな平屋なら建築コストを抑えやすいです
しかし、「削ってはいけないポイント」をうっかりカットすると
住んでから後悔する可能性が増してしまいます
今回は 「これはケチると失敗する!」 という、削れない費用について解説します


減額したら後悔するポイント5選


1. 家の基礎部分
これはマジでケチルノダメゼッタイ
家の基礎を選ぶにあたって主に布基礎とベタ基礎があります
一体何が違うかというと…
価格(m2単価) | 耐震性 | 通気性 | シロアリ | |
---|---|---|---|---|
布基礎 | 安い | 低い | 低い | リスク高 |
ベタ基礎 | 高い | 高い | 高い | リスク低 |
価格差で見ると布基礎の方が圧倒的に安く済みます
我が家のような26坪くらいの家でもざっくり25〜30万くらいの差が出ます
それなら布基礎良いじゃん!
って思ったあなた



ちょっと待った!!
布基礎は価格以外ベタ基礎と比べるとほとんど良いところがないんです
耐震性においても通気性においても、またシロアリ対策においても圧倒的にベタ基礎の方が有利!
30万円で安全が買えるので、オプションだと言われても迷わずベタ基礎を選びましょう!
2. 断熱・気密性能
これはマジでケチルノダメゼッタイ!!Part2
仮に断熱性能をケチると…
- 夏は暑く、冬は寒い
- 冷暖房の効きが悪く、光熱費が高くなる
- 住んでみて「エアコンなしでは耐えられない…」
などなど、後悔する声を多く聞きます
特に 「小さな平屋だから大丈夫」 と思いがちです
しかし家の断熱性能が低いと 「夏は灼熱・冬は極寒」



電気代も高くなってトータルコストがあがる
→結果、良いことなし!
おまけに後から変えるのは無理or難しいものしかないので絶対にケチるのはやめましょう!
じゃあ削らずに取り入れたい断熱気密はなんなの?っていうと
- 断熱材のグレードUP(吹き付け断熱 or 高性能グラスウールなど)
- 窓の性能(ペアガラス or トリプルガラス)



窓の断熱性を上げるだけでも、体感温度がかなり変わるからおすすめ!
特に断熱気密性能においては、条件を満たせば国から補助金も下りますので積極的に採用しましょう
2025年の補助金は以下になります


3. 屋根や外壁の耐久性
屋根や外壁の減額もよく聞きますが、安い屋根や外壁を選ぶと…
- 10年ごとに高額なメンテナンス費用がかかる
- 雨漏りや劣化で、補修費用がどんどん増える
などなど、かえって高くつくケースがほとんどです
初期費用を抑えるために、安い外壁や屋根材を選ぶと
10年後に修繕費が100万円以上
なんてことも…



多少お金をかけても良い屋根や外壁を選ぼう!
4. 生活動線や収納
長く住むことを考えたら、最初にしっかりした素材を選ぶほうが、トータルコストは安くなることが多いです!
生活動線や収納を削ると後悔するポイントは…
- 収納スペースが少なく、モノがあふれる
- 洗濯・料理などの家事動線が悪く、毎日プチストレス
特に僕たちのような小さな平屋の場合
無駄を省いたつもりが、逆に不便…
となるケースも多いです
- 適切な収納スペース(クローゼット、パントリー・シューズクローク)
- 家事が楽になる動線(回遊動線・室内干しスペース)
これらは家が狭くても ケチらないほうが、快適な暮らしになります!



うちはシューズクロークを削ったけどやっぱりつけておけばよかったと後悔しているよ…
5. コンセント



これは本当に難しい!
とにかく言えることは
多すぎるかもってくらいがちょうどいい
なんなら多すぎるってくらいだと足りないかもしれないです
コンセントが足りないと…
- せっかくの新居なのに延長コードだらけ
- あの家電使いたいけどコンセントが挿せない…(特にキッチン)
- ここでスマホ充電しながら使いたいのに充電できない
などなど、いろいろな面で不便が生じます
コンセントの数や位置は、建ててから増やせないので、慎重に考えるのがおすすめです



「ここにコンセントがあれば…!」とならないように、生活動線を考えて配置しよう!
まとめ
今回は家づくりにおいて、ケチって削ると後悔するものについて紹介しました
おさらいすると…
- 家の基礎部分
- 断熱・気密性能
- 屋根・外壁の耐久性
- 収納・生活動線
- コンセント
最低でもこの5つは絶対に妥協しないようにしましょう!
「とにかく安く!」を最優先に考えてしまうと、結果的に修繕費や光熱費が増えて、トータルで損をする可能性が高いです
限られた予算の中で 「削ってもいい費用」と「削ってはいけない費用」を見極めることが大切です
「小さな平屋で大きく暮らす」は、コンパクトな家でのびのび暮らす工夫をこれからも発信していきます



皆さんの住まいづくりの参考になれば幸いです!


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