「実家の畑に家を建てたいけど、そもそも農地に家って建てられるの?」
って思っている方いるのではないでしょうか
僕自身、実家から譲り受けた畑に家を建てましたが、その際に「農地転用」という手続きが必要でした

これが結構、大変
営業マンに助けられながら、何とか進めましたが、農地転用のルールを知らないと、最悪「家が建てられない」という事態になってしまいます
この記事では、田んぼや畑に家を建てるための手続き(農地転用)や、市街化区域・市街化調整区域の違い、注意点について詳しく解説します!


1. そもそも農地に家は建てられる?
結論からいうと
そのままでは農地に家は建てられません
なぜなら、田んぼや畑などの農地は「農地法」という法律で守られており、勝手に家を建てることができないからです
しかし、「農地転用」という手続きを行い、農地を「宅地」に変更すれば、家を建てることが可能になります!
2. まず確認!自分の土地はどのエリア?
農地転用を進める前に、まずは自分の土地がどのエリアに属しているかを確認することが重要です
市街化区域(しがいかくいき)
市街化区域とは、住宅地としての開発が進められている地域で農地転用の許可が比較的下りやすいエリアになります
市街化区域にある農地は、基本的に農地転用がしやすいです



ただし、自治体によってルールが異なるので、事前に確認が必要!
市街化調整区域(しがいかちょうせいくいき)
市街化調整区域は原則として開発が制限されているエリアで家を建てるハードルが高いです



僕が家を建てたのは、この市街化調整区域でした
農地転用の手続きがとても大変で、役所とのやり取りも多く、許可を得るまでに時間がかかりました
それ以外の区域(非線引き区域・都市計画区域外など)
それ以外の区域に関しては、自治体ごとの判断に左右されるためエリアによって農地転用の難易度が変わります
非線引き区域や都市計画区域外の農地は、自治体の方針によって転用の可否が決まります
手続きの流れも異なるため、まずは自治体に相談してみましょう


3. 農地転用の流れ
農地転用の手続きは、以下のようなステップ流れで進めていきいます
- 役所で土地の用途を確認する
- 転用申請の準備(必要書類を揃える)
- 申請を提出し、審査を受ける
- 許可が下りたら農地転用完了!
まずは市役所や町役場で、「この農地は転用できるのか?」を確認します



営業マンの方が役所に確認とってくれました
農地転用には、多くの書類が必要になります
具体的に必要な書類は以下の通りです
- 農地転用許可申請書
- 土地の登記簿謄本
- 地図(公図・測量図など)
- 建築計画書(どんな家を建てるのかを説明する資料)
市街化調整区域の場合は、追加で「開発行為許可申請」も必要になることが多いです
必要な書類を提出し、自治体の審査を受けます
審査期間は約2〜3ヶ月かかることが多いです
また申請内容によっては追加書類の提出を求められることもあります
許可が下りたら、正式に農地を「宅地」に変更できます



いよいよ建築の準備に入れる!
4. 農地転用する際の注意点
農地転用する際には注意点が多く存在します
申請前に土地の用途を確認する
特に、市街化調整区域は手続きが複雑なので、事前相談が必須になります
転用許可が下りるまで時間がかかる
「早く家を建てたい!」と思っても、スムーズに進まないことが多いので注意が必要です
僕たちの場合、11月に契約してすぐ進めたのですが、実際に許可が下りたのは翌年の5月



許可をもらうだけで約半年かかりました…
手続き費用がかかる
農地転用には申請費用や測量費用など、農地転用にはお金がかかるため、資金計画をしっかり立てることが大切です
僕たちの場合、90坪の畑で約100万円程かかりました



それでも土地を買うよりは安く済んだのでありがたかった!
5. 家を建てるならハウスメーカー選びも重要!
農地転用が無事に終わっても、次に悩むのが「どこのハウスメーカーにするか?」という問題
僕は26坪の小さな平屋を建てましたが、最終的にアルネットホームを選びました



決め手は「圧倒的に暮らしやすい間取り」と「営業マンの対応の良さ」!
建てたい土地が農地と分かると、すぐに役所に相談、全て段取りをしてくれたおかげでスムーズに農地転用することができました
また、お金のない僕らに寄り添ってくれたおかげで、納得のいく家づくりができました
家づくりは一生に一度の大きな買い物なので、複数のハウスメーカーを比較して選ぶのが大切です
6. 住宅展示場を活用して、家づくりの第一歩を踏み出そう!
「農地転用ができたけど、どのハウスメーカーがいいのかわからない…」
そんなときは、住宅展示場で実際にモデルハウスを見て比較するのがおすすめです
展示場では、各メーカーの間取りや設備をチェックできるだけでなく、営業マンと直接話して、「自分たちに合うメーカーかどうか」を判断することもできます。
しかも、一括予約サービスを使えば、時間を無駄にせず効率よく見学が可能です


7. まとめ
田んぼや畑にも、農地転用をすれば家を建てられるようになります
ただし、市街化調整区域は手続きが複雑で時間がかかるため、役所で用途地域を確認することが重要です
また、家を建てるならハウスメーカー選びも慎重に行い、自分たちに親身に寄り添ってくれて理想を叶えてくれるハウスメーカーを見つけることが大事です



僕の経験が、これから家を建てる人の参考になれば嬉しいです!
「小さな平屋で大きく暮らす」は、コンパクトな家でのびのび暮らす工夫をこれからも発信していきます



皆さんの住まいづくりの参考になれば幸いです!


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